富士山山頂は、日本一高いところに立っているんだという達成感を味わえる日本で唯一の場所です。日本人なら誰でも一度は登ってみたいと思う日本の象徴が富士山なんです。
2013年6月、富士山は「世界文化遺産」になりました。世界文化遺産として、日本を象徴する最高峰として、富士山の人気は高まるばかりです。
学校で富士山は「休火山」と習った人も多いと思います。しかし現在、気象庁では富士山を活火山と分類しています。約300年前に起こった「宝永の大噴火」以降噴火を起こしていませんが、現在も活発な火山活動が観測されています。そのため気象庁ではの関東・中部地方の活火山の中に、富士山もリストアップされています。
富士山の起源
富士山の起源は、今から数十万年前に激しい噴火を繰り返すことによって積もった火山灰や溶岩が次第に山を形成して、標高3000メートルを越える山に成長しました。さらに約1万年前に起きた「新富士火山」と呼ばれる噴火が現在の富士山を作り上げたといわれています。その時の溶岩が冷え固まった後、風雨にさらされて中心部が崩落し、現在のような円錐の上部を切り取ったような姿になったと推測されています。
宝永山
宝永山(ほうえいざん)は宝永4年(1707年)の宝永大噴火で誕生した側火山(寄生火山)である。富士山南東斜面に位置し標高は2,693 mである。宝永山の西側には巨大な噴火口が開いている。これらは間近で見ることができ、そのための登山コースも整備されている。
引用:ウィキペディア