登山1日目(新五合目で登山準備)

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富士山登山バスツアーは、5合目から登山開始ですが、ここにバスが着いた時点で2,400メートル地点まで登ってきたことになります。富士宮口ルート5合目の登山口にある山小屋から見た富士山です。ここから見上げると頂上まで近くに見えますが、ここから後1,300メートルほど高い登ることなります。

富士山5合目

高山病は2,500メートルあたりから始まりますので、この5合目で薄い空気に順応するまでゆっくりと体を慣らします。五合目到着が8時過ぎですが、登山開始は10時半頃です。2時間ほど体を慣らして準備運動をしておく必要があります。

富士山五合目

富士山五合目山小屋
富士宮口ルートの新五合目レストハウスを下から見上げたところ。

富士山五合目
新五合目レストハウスの屋上で登山前の体ならし準備

富士山五合目
新五合目レストハウスのレストラン

ここから本日の仮眠場所の9.5合目の山小屋を目指します。登山の間は、途中の山小屋と20-30分おきにとる10分程度の休憩だけです。登山ガイドによると長い休憩は、逆に疲れてしまうため、10分程度休憩にするとのことでした。

富士宮口ルート五合目の山小屋は、食事ができたりお土産などが販売されています。登山用にペットボトルの水やジュースなどが自動販売機で売っていますが、1本400円ほどします。ここで買ったものを登山に持っていくくらいなら、途中のパーキングエリアで100円程度のペットボトル入りの水やポカリスェットなどを買っておく方がお得です。

登山中は高山病を防ぐ意味でもこまめな水分補給が必要です。自分の体力と相談して持てるだけの水を持って行きましょう。自分は500mlのペットボトル2本をザックに入れて登りました。9.5合目まではこの2本で足りましたが、そこから先は山小屋で販売している水を買いましたが、500mlの水が一本500円です。ペットボトルを沢山持っていくと高い水を買う必要がありませんが、ザックが重くなりますので、楽に登山しようと思えば、最低限の水だけにして、あとは買うほうがいいでしょう。

出発30分前頃になると登山ガイドや添乗員から登山中の注意事項と今後のスケジュールが説明されます。説明があるまでは各自で軽いストレッチを行っておく方がいいでしょう。

登山の準備
2回目のツアーの登山ガイドさんは女性2名でした。1名の方は登山ガイド見習い中で来年から正式に登山ガイドとして活躍されるようです。

登山中は、登山ガイドが先頭を歩き、一番後ろには添乗員が付きます。富士登山バスツアーの添乗員も富士山に何度も登っているベテランです。登山ガイド並みに1シーズンで何度もツアー客と一緒に登山するようです。

富士山5合目

登山ガイド付きの富士登山バスツアーに参加する人は、ほとんど登山未経験者か登山初心者が多いようです。登山ガイドが出発前の説明時に、みんなの登山経験などを確認します。7月に参加したツアーも8月に参加したツアーのどちらも富士山登山経験者は、2人づつでした。登山ガイドは、ツアーに参加した人たちの経験に合わせて歩くペースを合わせてくれます。登山になれた健脚の人と登山未経験者では歩くスピードや歩き方に違いがあるようです。

富士山五合目レストハウス

出発地点の五合目は晴れたり曇ったりでしたが、登山開始時には晴天となりました。まず、6合目の山小屋を目指して登山開始です。6合目までは斜面もゆるやかで歩きやすい登山道で距離も少なく20分程度で到着します。

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