関西地区から2泊3日の富士山登山バスツアーにいよいよ出発です。無事富士山頂への登頂成功とご来光を見ることができることを祈ってバスへ乗り込みます。
集合・出発は関西地区では、難波、梅田、新大阪だけではなく、和歌山、京都、神戸からも出発できます。(出発地によって少々金額がアップします)
各地から集まってきたツアーバスが新大阪で集合しています。
まずは、難波のOCATの団体受付カウンターに22時10分に集合です。そこからシャトルバスで出発地の新大阪に向かいます。新大阪で富士五合目まで行くためのバスに乗り換えです。
新大阪では、申し込んだ3列シートバス、足元のびのびシートバス、スタンダードバスに分かれて乗り込みます。バスの荷物ゲートに登山用のザックとキャリーバックを入れて、必要なものだけを持ってバスに乗り込みます。そして事前に決まった座席に座って出発です。
シャトルバスが3列シートバスだったのですが、やっぱり広々ととしていましたが、その分料金は高くなります。おすすめは足元楽々のびのびシートバスです。
シートとシートの間が50cmあるので、背の高い人も前のシートにヒザがあたることがありません。足を組むこともできて、窮屈な感じはしません。富士山五合目登山口まで9時間ほど乗りますが、足を伸ばしてゆっくり眠ることができるので体も痛くならずに済みます。体の小さな女性ならスタンダードバスでも大丈夫なんじゃないでしょうか。
ツアー出発
今回申し込んだ富士登山バスツアーは、大阪からだけでなく神戸や京都からも出発します。難波のOCATに夜10時10分に集合して10時20分に新大阪に向かい出発します。大阪の出発地は新大阪駅前の駐車場からなんで、難波やその他の地域からはシャトルバスで新大阪へ送ってくれます。
そこで申し込みのバスに分かれて乗り込みます。申し込みのバスとは、「3列シート」「のびにびシート」「標準シート」です。
そして3列シートバスのツアー料金が一番高く、順にツアー料金が安くなります。難波から新大阪に向かうシャトルバスは3列シートバスでした。やはり3列シートは左右に通路があって、隣の人と離れていて、前後の間隔も広いため、非常にくつろげるようになっていました。
自分は7月の富士登山ツアーは、「スタンダードシート」で申し込み、8月の富士登山ツアーでは「のびのびシート」で申し込みました。7月は満員でしたが、隣は嫁さんなので気兼ねなく座れました。8月は定員の半分ほどの人数だったため、隣のシートは空席で、2つのシートを一人で座れ、前後左右とものびのびして、かなりくつろげた車内でした。
8月も20日を過ぎると、お盆休みだった人たちも仕事モードに入り、学生たちも夏休みも終わりに近づくため、富士登山ツアー客が少なくなるようです。実際、登山中も山頂も混雑期が過ぎて、人も少なってなってきたと登山ガイドも言ってました。
そして、申し込みのバスに乗り込むときには、荷物はバスの下の荷物室に入れてもらえるので、座席には貴重品などの最低限必要なものだけ持ち込めばいいようになります。
新大阪からは次の停車地の京都を目指しますあ。夜間なので走行中はバスの室内灯は切られます。途中のトイレ休憩までゆっくりと眠り、翌日の登山に備えましょう。
バスの中は、夏場なのでエアコンが効いています。エアコン吹き出し口は閉じたり、風向を変えられますが、寒い場合がありますので、薄手のカーディガンなど、なにか羽織るものを持っていけば便利です。また足を寒いこともありますので、長ズボンなどの方が冷えなくていいでしょう。
富士山5合目の出発地までに、2-3回東名高速のパーキングエリアでトイレ休憩が入ります。止まるパーキングエリアはバスの運行状態などによって変わるようです。7月と8月のツアーでは違うパーキングでのトイレ休憩でした。また夜中のパーキングエリアなので、売店が閉まっている場合があります。夜食などなにか食べたい場合は、売店や食堂があいているパーキングエリアだといいですが、売店が閉まっている場合は、食べ物が手に入りませんので、最後の富士川パーキングエリアまでがまんしてください。
関西からの富士登山バスツアーでは、富士川パーキングエリアに必ず止まります。これは富士山5合目の登山出発地では着替えるところが無いからです。つまり5合目の出発地で登山の準備をするのではなく、富士川パーキングエリアが富士登山の準備をするところなんです。
このパーキングで洗顔やトイレを済ませて、登山ウェアに着替えます。この準備が終わって富士山5合目まで向かうわけです。そして登山に不要なものはバスの荷室へ入れてしまいます。
富士山五合目出発地にバスが到着すれば、最終的な荷物の入れ替えのために30分程度は停車していますので、この間に登山に必要なモノと不要なものに分けることもできます。下山してからバスに乗るまでは、バスの中はそのままですでの、バスの座席にも荷物を置いておくこともできます。