携行食(行動食)とは、登山中に消費したカロリーを補充するための食糧代わりになるものです。休息中などにすぐに食べられるお菓子類など軽いものが向いています。
登山中は非常にカロリーを消費します。カロリーを一気に消費してしまうと、耐久力がなくなり疲れがどっと出ます。そこで必要なのがカロリーの補充です。日頃はメタボ予防にカロリーを抑えめにした食事をする方も、登山中は高カオリー食品を取らなければいけません。
特に甘いチョコレートやキャラメルなどは、すぐに体を動かすための燃料となりますので、持っておいた方がいいでしょう。疲れた時に甘いものが欲しくなるのは、自然と体が欲している証拠です。
カロリー補充のために、いろいろと持っていくのはいいですが、ザックがパンパンになるほど持っていくのは、逆に荷物となって体に負担をかけるので、重さとカロリー補充とのバランスを考えましょう。
軽くて携帯に便利な「カロリーメイト」などのスポーツバーがお勧めです。また「ウイダーinゼリー」などのゼリーは喉の渇きも癒してくれてカロリー補給もできるのし、登山中でも飲みやすいので持っていけば便利です。
山小屋で仮眠前にも食べる食糧としてもおすすめです。眠ることは体力を回復させるのに必要です。お腹がすいていれば眠りにくいですが、満腹になれば眠りやすくなります。
また山小屋ででる食事は量が少ないこともあり、若い男性には物足りないでしょう。山小屋ではカップラーメンとかポテトチップなどのおかしなどが売っていますが、かなり高いので、携帯食を食事の足りない分を補うといったことがいいでしょう。